【円形脱毛症総合リンク集】
抜毛症(ばつもうしょう、Trichotillomania、トリコチロマニア)とは、正常な毛を引き抜いてしまう性癖によって頭部に脱毛斑が出現する精神疾患。抜毛癖(ばつもうへき)[1]、禿頭病(とくとうびょう)とも呼ばれる。DSM-IV及びICD-10では、習慣および衝動の障害 (habit and impulse disorders) の中の一項目として挙げられている。本人が全く自覚せずに、無意識のうちに抜いている場合もある一説によると人口の0.5?2%が抜毛症だとされる。しかし、医者の考えや判断によってこの割合はかなり変化するため、あまり正確な情報ではない。
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本来、体の防御機能であるCD4陽性リンパ球が毛根部分の毛母細胞に誤反応して攻撃してしまう自己免疫の異常によって引き起こされる自己免疫疾患である。そのため、脱毛部分には毛根が存在しなくなるが、毛質自体に問題が起こっているわけではなく、リンパ球反応が消失すれば元通りの毛が再生される。
なぜリンパ球が誤反応するのかは判っていないが、古くはストレスによって発症すると言われていた病気であることなどから体内でなんらかの影響を受けている可能性が高い。しかし、ストレスを感じるとは考えにくい生まれたばかりの幼児などにも発症していることから、現在ではストレスは原因の1つではあっても主原因は体内のアレルギーが合併するなどによって自己免疫異常が引き起こされているのではないかと考えられるようになってきている。
また、体内に他のアレルギー症状がある場合、例えば花粉症では花粉シーズンには花粉症が酷くなる一方で円形脱毛症が治癒したりするなどアレルギー同士が相互に関与していると思わせる症例も多く見られる。
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局所免疫療法(かぶれ療法)は、スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)などを用いて人工的にかぶれさせ、毛根を攻撃するリンパ球をかぶれた部分の治療に向かわせるという治療法で、比較的副作用が少なく小児にも適応となる治療として日本でも徐々に普及してきている。ただしアトピー皮膚炎が併発している場合、悪化する可能性があるほか、ステロイド療法やPUVA療法など他の多くの治療法との併用は出来ない。PUVA療法は紫外線を使った治療方法で、病巣部分にあてる事によって過剰化したリンパ球の抑制に効果がある。入院治療ではメインの治療法としてよく使われており、外来では難しい全身治療で効果を発揮する。
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』